【日本の移民問題の本質とは?トランプ関税から考える未来戦略】

【日本の移民問題の本質とは?トランプ関税から考える未来戦略】 政策

ここ数日、トランプ関税が話題になっていますが、その背景には「不法移民問題」があるとも言われています。これを受けて、日本における移民受け入れ問題にも注目が集まっています。今回の対談では、国際文化交流事業を手がける田島みわ氏が、現場目線でリアルな意見を語ってくれました。

田島氏が国際文化交流イベントを始めたきっかけは、今から11年前、モンテネグロからの依頼でした。当時、まだ日本では認知度の低かったモンテネグロを広めるため、文化芸術を通じた交流イベントを開催。これが田島氏にとって「文化外交」の第一歩となりました。

ここで誤解してはいけないのは、田島氏が単に「移民を増やそう」としているわけではないということです。目的はあくまでも、国際的な理解と経済効果の促進。そのため、無秩序な受け入れには慎重な立場を取っています。

現実問題として、日本は深刻な労働力不足に直面しています。田島氏も指摘している通り、日本人だけでは支えきれない分野が増えてきており、優秀な外国人労働者の力を借りる必要があるのが実情です。しかし、外国人労働者の急増に伴い、治安悪化への懸念も広がっています。

特に重要なのは、「受け入れの質」を高めることです。田島氏の法人でも、今年から特にカンボジアやベトナムからの優秀な人材に注目し、日本語や日本の文化を学んだ上で受け入れる体制を整えています。最初は純粋な思いで日本に来た人たちが、言葉や文化の壁に苦しみ、ストレスから問題行動を起こしてしまうケースもあるため、事前のサポートが不可欠だと強調しています。

また、全ての外国人を「悪」と決めつけるのではなく、個人を見極める視点が大切です。国単位で一括りにしてしまうと、人権問題にも繋がりかねません。だからこそ、フィルタリングと受け入れ後のフォロー、この両輪をしっかり回していく必要があると、田島氏は訴えます。

田島氏の意見は非常にバランスが取れていて、感情論に流されず現実を直視しています。日本がこれから国際社会の中で生き残っていくためには、単なる拒絶でもなく、無条件な受け入れでもない、賢い「選択」と「共生」の道を選ぶことが求められるでしょう。

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次回は、さらに「文化交流がもたらす具体的な効果」や、「移民政策における成功事例と失敗事例」についても深掘りしていけたらいいですね。日本の未来を考える上で欠かせないテーマ、ぜひ引き続きご注目ください!

 

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